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2009年にベーチェット病と診断された30代♀の備忘録。 そろそろ妊活します・・・

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「ベーチェット病」という響きがなんだか嫌な感じなので、ポジティブに捉えてみた。

こんにちは、べ歴8年のしいなです^^

 

たまにはどうでもいいかもしれない記事も書いてみようかと思います。

 

 

突然ですがみなさん、「ベーチェット病」って名前、どう思いますか?

好きですか?(そんな人いないか)

なんだか聞こえ悪くないですか?

 

 

私は・・・なんか嫌です。

 

 

一番最初に聞いたときから、なんかこう、違和感というか、ひっかかるものがありました。

 

自分がたくさん悩まされている病気だから印象が悪いのでしょうが、その他にも理由があると思います。

それは恐らく、「ベーチェット」という響きです。

 

なんだかベトベト、ネチョネチョ、ドロドロしてそうだからですかね。

なんとなく治りにくそうな、しぶといような、不安げな響きに私は聞こえます。

 

しかし、長く付き合う相手です。

どうせ長く付き合わなければならない相手ならば、ポジティブに考えてみよう!と思い、ここにまとめてみることにしました。

 

 

ベーチェット病」というネーミングが素敵な理由3つ

①ベーチェット医師の努力の証である

 そもそもの由来は、みなさんも聞いたことある通り、この病気を最初に報告したトルコの医師の名前にちなんでいます。

我らのフルス・ベーチェット様です。

 

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(参考URL:http://voxsangman.seesaa.net/article/218413362.html

 

左がベーチェット医師、右は医学実験の光景です。

決まってますね~素敵なドヤ顔です。

 

上記画像は、1980年トルコ発行のヨーロッパ切手になります。

切手になるほどの人物ということで、当時は名誉医師としてトルコだけでなく、世界的に有名だった可能性も考えられます。

 

もし、彼が熱心に研究を進めていなければ、より原因不明のままだったかもしれません。

炎症を抑える薬など一時的な対処法さえも不明だったかもしれません。

病名が告げられることよりも、原因不明のままの方が辛いですもんね。

 

これは正にベーチェット医師の、長年の苦心と努力の結晶のおかげであります。

この栄光ある名前に、誇りを持つことにしましょう。

 

②もっとメジャーな名前だったかもしれない

当時、他にも複数の医師も似たような報告をあげていたようですが、中でもベーチェット医師の主張が強く、新たな疾患として認定されたようです。

競合がいた中すごいぞ、ベーチェット医師!

 

もし彼がいなかったら、佐藤病とかマイケル病になっていたかもしれません。

誰もが知っている名前であったならば、このようなデメリットがあります。

 

シーン1:

新人「部長、相談があります。。」

 

部長「おう、どうした?」

 

新人「実は、持病で定期的に通院をしているので、ヵ月に1回有休をいただきたいのですが・・・」

 

部長「そうなのか、大変だな。なんて病気なんだ?」

 

新人「・・・佐藤病です。」

 

佐藤部長「なめとんのかわれぇ!!」

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シーン2:

患者「先生、私の病名わかりましたか・・・?」

 

先生「いろいろと検査しましたが、眼症状と口内炎が主症状であることから・・・」

 

患者「・・・(ドキドキドキドキ)」

 

先生「・・・マイケル病で間違いないでしょう。」

 

患者「ポゥ!?!?!?!?」

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メジャーな名前だと覚えやすい、覚えられやすいというメリットもある反面、重大な誤解を招く危険性もあります。

なので、ベーチェットさんで 良かったのだと考えます。

 

③もっと長い名前だったかもしれない

世の中には、最初に発見した人の名前を由来する病名もあれば、そうじゃない場合もあります。

例えば、以下のようにその症状をそのまま病名にしてしまうケースです。

 

猫ひっかき病
むずむず脚症候群
パリ症候群
キス病
木村病
菊池病
橋本病
ポックリ病
もやもや病
りんご病
アライグマ症候群
歌舞伎メーキャップ症候群
噛みしめ呑気症候群
空の巣症候群
サザエさん症候群
主人在宅ストレス症候群
スパゲッティ症候群
性器収縮症候群
中華料理店症候群
使い過ぎ症候群
ナイチンゲール症候群
荷おろし症候群
ストックホルム症候群
ネコ鳴き症候群
のび太ジャイアン症候群
不思議の国のアリス症候群
文化依存症候群
みのもんた症候群
燃え尽き症候群
揺さぶられっ子症候群
ランチメイト症候群
恋愛回避症候群
痛む足と動く足趾症候群
ピーターパン症候群
青い鳥症候群
月曜病

(参照URL:http://yakuzaic.com/archives/1668) 

 

 この手法を採用してしまうとそれはそれは大変です。

ベーチェットの症状はかなりの量あるのですから。

こうなるでしょう。

 

「口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍結節性紅斑様皮疹陰部潰瘍眼症状関節炎などなど(ry病」

 

無理ゲーすぎる!!

絶対覚えられないし、絶対噛む。

 

医学生がテストに出ても正解率1%未満レベル。

先生たちがベ病と診断するのを避けるレベル。

お坊さんがお経として読んでもばれないレベル。

 

やはりベーチェット医師の名前が由来で、良かった。

 

 

まとめ

こう考えてみると、「ベーチェット病」って嫌な響きではなく、素敵で適切な病名だった気がしてきませんか。

 

 

私は・・・してきた・・・気が、します^^

 

 

そんなわけで、どんなこともネガティブに考えず、ポジティブに捉え、考え、前を向いて歩いていこうという話でした(笑)

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最後までお付き合いいただきありがとうございました^^

 

 

 

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