難病になると断捨離にハマるわけ
断捨離とかシンプルライフとかときめきの魔法とか上質な暮らしとかミニマリストとか・・・
あげたらキリがありませんが、このような類の言葉に敏感になりませんか?
私は・・・なりました(^ω^)b
もともと全く興味がないわけではなかったと思いますが、難病と診断されてから、かなり磨きがかかるようになりました。
というか、完全にハマりました。
断捨離されてる先輩方のブログを拝見すると、自分はまだまだなのですが、病気をしてから、物はだいぶ減りました。
当時の所有物の90%くらいは処分したのではないでしょうか。
何せ私は今まで全く捨てられないタイプの人間だったので・・・。
部屋はいつも散らかり放題でした。
今思うと信じられません。
私は人生で大きく分けて3回、大きな断捨離イベントを行いました。
第一弾:入院して難病と診断された退院直後(所有物100%→60%)
第二弾:結婚して実家を出るとき(所有物60%→30%)
第三弾:夫婦で引っ越したとき(所有物30%→10%)
こんな感じで当時の所有物は10%程度しか残っていません。
もちろん買い足したものもあるので、最終的な所有率は15%くらいでしょうか。
そのため、私の部屋は随分すっきりとしています。
ときめくものだけに囲まれて、至福の毎日にうっとり・・・まではまだ到達していません。
まだ履けるちょいボロ靴下とかまだ着れる毛玉パジャマもバッチリ活躍しております。
私はこれくらいでちょうど良いと思っています。
なんていうか、ときめくものが汚れてしまうと、精神的ダメージが半端ないんですよね。
例えば、上下で1万円もするお気に入り上質パジャマを着ながら朝ごはんを食べていたとするじゃないですか。
目玉焼きに醤油をかけようとしたところ、手が滑ってパジャマにかかってしまったら、もう、これは、立ち直れません。。(笑)
また、「汚れないように、汚れないように、、」と無駄に気を遣って、エネルギーを消費しながら生活するくらいならば、ユニクロの1980円のパジャマで充分だと思うわけです。
細やかなことを気にせず、エネルギッシュに活動できるのです。
上下1万円のパジャマ・・・きっとシルク素材で、肌触りが良くて、発汗作用も抜群で、快適な睡眠生活が送れるのでしょう。
いつか手に入れてみたいものです。
憧れはありますが、夢は夢のまま大事に取っておき、現状に満足していきたいと思います(笑)
そんな話は置いといて、難病になると断捨離にハマる流れを考えてみました。
・できる限りストレスをためないようにと主治医から指導を受ける。
↓
・自分のストレス状況に常に敏感になり、「あ、今自分イライラしている、やばいな。」と常に考えるようになる。
↓
・滞在時間の長い自分の部屋にいるとき、「あれはどこに置いたっけ(イライラ)」「今日着ていく服がない(イライラ)」「そろそろ片付けなきゃな(イライラ)」「掃除機もかけられない(イライラ)」と負の連鎖がおきていく。
↓
・イライラしている自分に焦りを感じ、それに対しての改善策を考え始める。
↓
・本やテレビのきっかけで「断捨離」という言葉に出会う。
↓
・ふとした瞬間に「これだ!」と思い、物を捨て始める。
↓
・スッキリしてイライラ回数が減る自分に気付く。
↓
・物が減ることで、それに対して考える時間が減り、正の連鎖がおきていく。
↓
・いつの間にか断捨離にハマっている。
こんな感じでしょうか?
ポイントとしては、やはりイライラする状況を自ら減らすことに限ります。
情報過多の現代、日本には日常の様々なところにイライラは落ちています。
病気前だったら何気なく見過ごしていたことも、潜在的にはイライラしていることも多々あるのです。
イライラを完全になくすことはできません、人間ですもの。
ただ、イライラを自ら最小限にすることはできると思います。
もちろんイライラしないような考え方を習得するのも一つの手です。
「考えることを辞める。」「右から左に受け流す。」「なんくるないさ~。」など、先人たちの素晴らしい言葉や知恵もたくさんあります。
しかし、それらは自分のいる空間を物理的に整えてから、実践すべきことです。
でないと、上記の言葉や知恵たちは、あくまでも一時的な対処になってしまうと思います。
私は断捨離してから、悩むことが少なくなったのでイライラが減りました。
即ち病気前よりも、ストレスの少ない生活がおくれていると思います。
そんなわけで、もし、あなたのいる空間がちょっと乱れていたりしたら、これを機にぜひ始めてみてください。
きっと何かが変わると思いますよ~^^
本は好きなのでいつも読んでいます。
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