再発したので今日は休ませてください・・・難病患者の仕事との付き合い方
こんにちは、ベ歴8年3ヵ月目を迎えた、しいなです^^
みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか。
今年は快晴が続いていて気持ちいいですね。
↑写真は先日福島に旅行したときに撮影したものです。
(まだ雪が残っている・・・そして桜が満開でびっくり!)
中にはGW?なにそれ?おいしいの?って方もいると思います。
その気持ちわかります。
私も前職がGWとは無縁だったので・・・。
私は今年の3月に7年間勤めてきた会社を退職しました。
その会社の理念、ビジョン、やっていること、働いている人に不満はありませんでしたが、1つだけ気になることがありました。
それは「有給がとりにくい。」ことです。
その会社はGWに加え、祝日・お盆・年末も休みなしで、有給休暇もあってないようなものでした。
土日は休みでしたが、職種によっては出勤があり、振替休日がとれないときもありました。
祝日休みがないということに関しては、入社する前から把握していたのでまだしも、有給休暇がとりにくい環境であることは不満でした。
労働者の権利なのに・・・!と。
有給をとってお家でゆっくりしたい、友だちと遊びたい、旅行したいという気持ちももちろんありましたが、難病の私は以下のことも気にかかってました。
①持病の通院があるので3ヵ月に1回休む必要があること。
②急に持病の発作が起きて、急遽仕事を休む可能性があること。
器用な人であれば、自分の状況を上司に説明した上で有給の申請をするのでしょう。
入社当初、不器用で無駄に責任感の強い私は、持病のことを隠しながら、休日出勤を自ら率先して行い、なんとか平日休みをとって、こっそり通院をしていました。
更に当時は営業職でしたので、負けず嫌いの私はバリバリ仕事をこなし、ピリピリしながらも成績をがっつりあげていました。
そんなことが半年続いたとある日・・・ぶっ倒れました。。
そして、、ベーチェット病と診断されて以来、初めてぶどう膜炎が再発してしまいました。。
診断を受けてから、ちょうど1年半が経った頃の出来事でした。。
その1年半の間、ベーチェットの症状は全く出なかったので、「治ったのかも♪」と少しばかりの希望を抱いていた時期でした。
そんな中まさかの再発・・・かなり落ち込みました。
ただ、落ち込んだ理由として、「再発してしまったこと」の他に、「仕事を休まなければいけないこと」というのもありました。
・あれだけ休みがとりにくい雰囲気なのに、休まなければいけない。
・更に、休むことで営業ができず成績がさがって周りに迷惑をかけてしまう。
・その上、私は仕事ができない人というレッテルを貼られてしまう。
完全に負のスパイラル状態でした。
今の自分が当時の自分に会えるのならば、こう言ってやりたいです。
「再発したり体調が悪かったりしたら無理せず休んでいいんだよ!普段がんばってるんだからさ!」
「もっと他人に甘えていいんだよ!人は支えあって生きているんだから!」
「言うほど人は自分のことを見ていないんだよ!気にしすぎだわ!」
と。
なんやかんや私は、仕事をしている7年間の間、年2回くらいのペースで再発と寛解を繰り返していました。
その都度、急遽仕事を休んでは、病院に足を運んでいました。
そんな日々を振り返って「休み」に関して思うことは以下の通りです。
・信頼できる上司(できれば直属の上司)に持病で急遽休む可能性があることを事前に説明しておく。
・急に休んでも周りから文句を言われないよう、日ごろ職場仲間とのコミュニケーションをしっかりとっておく。また、仕事ではしっかりと結果を出していく。
・「急に仕事を休むこと」=「仕事できない」ではない。
ついでに、仕事をうまくやるための私のコツは以下の通り。
・職場の人たちとのコミュニケーションは絶対!(簡単な挨拶程度でOK)
・仕事はメリハリが大事!(力を入れるところはいれる、抜くとこはめっちゃ抜く)
・なんとかなるさ~精神で乗り切れる!(宇宙から見たら自分の悩みなんてちっぽけ)
・がんばりすぎない!(適当な人のお手本を見つけて、考え方を真似てみたり、あんな人もいるから大丈夫だと思い込む。)
そんなことを考えたり意識しながら、規則正しい生活を送り、ストレスをためないよう、仕事と付き合っていました。
参考になれば幸いです。
追記
自分の仕事との付き合い方から社会のシステムまで、いろいろなことを教えてくれた会社には感謝してもしきれないですが、今年3月で退職しました。
次のステップとして、もっと自分のペースで働けるようなことをしようと、コツコツ準備を進めております。
その作業の合間に、自分の想いをブログに書いては発散して、リフレッシュをしている感じです(笑)
次のお仕事に関しても、また形になってきたら記事にしたいと思います^^